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昨日は支部の無料特許相談の担当に当たっていたので 一度事務所に出てからすぐに支部へ向かう。 10時少し前に支部に着くとすぐに相談室に通される。事務の女性がお茶を持ってきてくれて 「今日は11時から1件予約が入っています。」 じゃあ1時間はヒマだなあ。 「分かりりました。」と答えて、持ってきた知財関係の雑誌(マンガじゃないよ)に目を通す。 しばらくするとドアをノックされ、 「飛び込みで相談を希望されている方が来られているんですが、お願いできますか?」 あらら、ゆっくりできると思ったのに... 「はい、分かりました。」と答えて依頼者を通してもらう。 部屋に入ってきたのは60台ぐらいの男性。 相談の内容は、拒絶理由に対して提出する意見書、補正書の様式を知りたいとのこと。 拒絶理由通知を見せてもらうと既に不服審判が請求されていて、審判段階での拒絶理由通知だった。 なるほど、審判段階での意見書、補正書の様式が審査段階と同じで良いかどうか知りたかったのだ。 代理人の名前が無いので 「出願から全部自分でされてるのですか?」と聞くと、 「はい。」と言って明細書の入ったファイルを見せてくれた。 既に意見書に書く内容も考えてあって、私は本当に様式だけをアドバイスすれば良かった。 20分ほどで終わると、アイスコーヒーを持ってきてくれた。そして 「11時半に新しい予約が入りましたのでお願いします。」 えーっ、今日は大忙しだなあ。ボランティアなのに... 次の依頼者は50台くらいの男性。町工場の社長という感じの人だ。 相談の内容は優先権主張すべきかどうかについての質問。 この人も特許にえらく詳しく、あの『人工乳首事件』判決も知っていて、思わず 「よく御存知ですねえ。」と感心してしまった。 最後の依頼者も60台くらいの男性。職人さんらしい。 相談内容は「発明の単一性」について。 この人は公報(なぜが米国の公報)を4つ持参されていて、 「この4つのうちどれかが公知になっていると仮定して、後の発明が単一性を満たすか教えてください。」 おいおい、今日はえらく専門的な相談ばっかりだな。 とりあえず単一性について簡単に説明し、公報を使って質問に答える。 あと、米国と日本でのクレームの書き方の違いなんかも質問され、30分フルに使って終わったのが12時ジャスト。 支部を出て、夕陽丘駅前のマクドで昼飯を食べながら考えた。 3件も依頼に答えたなんて、まるで『探偵ナイトスクープ!』やんか。 それにしても、今日の依頼者は素人さんにしてはレベルが高すぎる。 世の中には特許マニアみたいな人がいるんだなあ。こりゃ我々も心して相談に乗らないと。 |
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